6月10日,星期五。
唯独今天,梅雨时节难得地按下了暂停键。
课后的走廊里充斥着青春的喧响。
那是无数形形色色的社团,正共同奏响的协奏曲。
而我,正拿着一份“废部申请书”,向社团教室走去。
在那间早已习惯、却也即将告别的教室内,坐着一名从未见过的少女。
她正读着我那篇尚未完成的手稿,脸上漾着愉悦的微笑——
接着,她发现了我的存在,快步缩短了彼此的距离,开口说道:
“2年A班,桧之原蕾(Hinohara Tsubomi)。我要加入创说部。”
“无论如何都想读到后续!
我……我是老师作品的——我是老师的粉丝!”
她那直勾勾注视着我的眼神,简直像探照灯一样炽热。
那是闪闪发光的眼神,是满载梦想的瞳孔。
在那无法抗拒的赤诚情感面前,我的心被触动了,最终接受了桧之原的提议。
——就这样,一个交织着创作、采风、青春与恋爱的夏天,正式拉开了帷幕。
6月10日、金曜日。
今日に限って、梅雨は小休止。放課後の廊下は青春の音に満ちている。
奏でているのは実にさまざまな、無数の部活たち。俺も、部室に向かっていた。『廃部申請書』を手に持って。
もうすぐお別れとなる慣れ親しんだ部室に居たのは、見慣れぬ一人の少女。
俺の未完成の原稿を読んで、楽しそうに微笑んで──
そうして、俺を見つけて、距離を詰めてきて、言い出した。「2年A組、桧ノ原つぼみ。創説部に入部します」
「どうしても続きが読みたいんです!
私、先生の作品の──先生のファンなんです!」こちらをまっすぐ射る眼差しは、まるでサーチライト。
キラキラ輝く眼差し。夢を見る瞳。
抗えないひたむきな気持ちに心を動かされ、俺は桧ノ原の提案に乗った。──こうして、創作と取材と青春と恋の夏が幕を開けるのだった。